挿話(四) 人格剥奪(103-126P)

画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

トビラページくらいでしか笑ってくれない道子さん

画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像
画像

 ※ウーゴ・ツェルレッティ (伊 1877-1963)
ルシオ・ビニと共に電気療法を開発。
電気療法は電気けいれん療法、電気ショック療法とも言い、精神科領域では一般的な治療法だったらしい。
患者の頭部に通電することで人為的にけいれん発作を誘発させて効果を得るというものだが、抗精神病薬などの開発、発展により使用頻度が減少していった。
「ツェルレッティの木箱」はこれらの事から創作した隠語で、電気療法を行う装置とその行為を指す。
この漫画は医療漫画ではなく、作者もちゃんとした医学知識がある訳では無いので作中の描写はフィクションとして受け取って下さい。
またイマヌエル・カントの哲学についても、病理説明の為の引用であり正確な解釈ではないかもしれません。



挿話(三)へ戻るトップへ

 おめでとう狂気、ありがとう猟奇。そして軽薄なる表層理性よ、さようなら。 「(五) 箱入り娘」へ続く。